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歯ごたえのある日本文学の長編

1 :元読書青年:2000/03/25(土) 19:36
が読みたい。
できれば戦後の作品で、少なくとも三十年以上昔のもの。
多少テーマや文章が難解だったりしてもかまわないから、とにかく
重厚で読みごたえのある「文学的」(←ここ突っ込まないでね)な
長編小説。
何かないですかね?

2 :天然八歩:2000/03/25(土) 20:24
あなたが軟派なら「細雪」、硬派なら「死霊」ね。

3 :名無しさん:2000/03/25(土) 23:20
「青春の門」にはまってます

4 :ixion:2000/03/25(土) 23:28
今はもう犬がションベンも引っ掛けないかもしれませんが、
戦後派(アプレ・ゲール)の辺りですね。
野間宏『暗い絵』『青年の輪』(後者は、読むのが一部死ぬほど
苦痛です…)
武田泰淳『富士』(ある意味、『死霊』よりすごい。でも70年代
かも知れません)
梅崎春生『桜島』『幻化』(内容より、文のリズムがいい)
堀田善衛『海鳴りの底から』(『広場の孤独』の方が気楽に読め
ますし、手に入りやすいですが、もしあればこちらを)
あとは、大岡昇平や島尾敏雄、中村真一郎などの辺りを読んでみては
いかがでしょう?ただし、「健康」とは程遠いですね^^;

5 :>4:2000/03/26(日) 06:56
野間宏「青年の環」やっぱり出ましたね。
ま、この人は文壇の部落問題処理係。(by渡部直巳)
つまり、それだけで重宝されてるのですよ。
「つまらん!」と思ってるのはあなただけではない。


6 :あのお:2000/03/26(日) 07:14
中村真一郎はやめた方がいいと思うよ…
エッセイや評論、翻訳は最高だけど小説はばり才能なし。
いやほんとにくず。
プルーストの翻訳なんて中村真一郎のが一番いいと思うんだけどね。
1さんが鵜呑みにするとよくないので最低ラインだけ忠告。

人に聞くより図書館でも行って、自分で実際手に取って探すことを
おすすめするよ。

7 :6だけど:2000/03/26(日) 07:23
 私のおすすめは2さんに大賛成。
ただし細雪が書かれたのは実際には戦時中(私家版として一部刊行)
死霊も戦前から書き始められてたから
1さんの問いには不適当かもしれないけど。

8 :こけか:2000/03/26(日) 18:13
既出以外でというと
庄野潤三「プールサイド小景」
島尾敏雄「死の棘」
石川淳「至福千年」あたりでしょうか。

9 :天然八歩:2000/03/26(日) 19:21
>7さん
そうでしたか。それは失礼しました。
それではギリギリ30年前ということで、「豊饒の海」はいかが?
「壮大な失敗作」という評もありますが、エンディングのあの恐るべき
ニヒリズムは、ズシーンとした「読みごたえ」がありますよ〜。

10 :北杜夫:2000/03/27(月) 00:27
「楡家の人々」はどうでしょう

11 :ixion:2000/03/27(月) 00:34
中村真一郎って、王朝文学論とか確かに面白いし、翻訳もいい。
ナボコフとか、彼が訳したほうがいいんじゃないかとか思ったり。
小説は、クソとまでは言いませんが、技巧が露出して…
安易に名前出すといかん作家、かな?>6さん

石川淳の『狂風記』って、どんくらい前かな…。

12 :>10:2000/03/27(月) 03:58
なつかしー。にれけ好き好きー。藍子ちゃんかわいかった。
(ごめん、そういうスレじゃないよね…)

『楡家の人々』を読んだあと、おもしろいと思った人は
トーマスマン『ブッテンブローク家の人々』
(にれけは直接にはこれを意識して書かれています)

プルースト『失われた時を求めて』


を読むとさらなる文学の楽しみが味わえると思います。

あるいは逆に、マンやプルーストに挑戦しようと考えている人は、北杜夫を先に
読んでおくと、挫折しないですむと思います。
(でもドクトルマンボウじゃなくてだよ。にれけ、あと『幽霊』『木霊』なんかの
系統ね)

13 :天然八歩:2000/03/27(月) 11:47
>6,11
わたしは中村真一郎の小説けっこう好きです。メジャーな作家とは
思わないけれど、あの知的で瀟洒な作風は、素晴らしい読書の快感
を与えてくれます。特に短めの長編が最高です。おすすめは
初期の5部作の他に「夜半楽」「自鳴鐘」「冷たい天使」「燃える
薔薇」「火の祭り」あたりかな…
「四季」4部作はうっとおしくて苦手だけど…


14 :名無しさん:2000/03/28(火) 14:24
「大菩薩峠」をお勧めする!

15 :おーい! 1:2000/03/29(水) 02:51
どこに行った? 1のレスないじゃん…

16 :おーい! 1:2000/03/29(水) 02:52
どこに行った? 返事きぼーん。

17 :6>13 亀レスごめん:2000/03/30(木) 02:08
確かに「くず」は言い過ぎた、ごめん。
ただ個人的に好きとか楽しむのはいいけど
他人にすすめるにはマイナーだと思うし、
読書慣れしてない人が読んでもつまんないと思うの。違う?
人の好みはいろいろだから、どんな傑作でも必ずしも
読んだ全員が気に入るとはかぎらない。
 でも、他人にすすめるなら、なるたけいいと思える確率が高いもの
間口の広いものをすすめたいと思うんだけど。
だから中村真一郎は不適当だと思う。
そういう意味での「くず」です。

 

18 :タケシ(健一):2000/04/07(金) 15:31
大西巨人の「神聖喜劇」って、こういうので名前が挙がる
と思うのですが、最後まで読めなかったです。
「富士」は一条の可愛らしさがすごく印象的でした。
「ウォンナ」っていう表現が時代を超えて笑えると思います。
ただ、ページの割にスケール感が感じられなかったです。
冒頭でリスか何か小動物が出てくるので、これからの壮大な
話が始まると予感し、ドキドキしたのですが。
(もちろんダメという意味じゃなくて、最高に好きです)

「死の棘」って、同じようなシーンが延々続くので、途中で
栞をはさみ忘れたらアウトです。あの繰り返す徒労感は
長編ならではですよね。(もちろんいい意味での徒労感です)


19 :暗夜行路:2000/04/07(金) 15:41
でいいじゃん

20 :名無しさん:2000/04/07(金) 15:46
あと「翔ぶが如く」
あ、あんまり「文学的」じゃなかった。

21 :名無しさん:2000/04/07(金) 20:57
年代条件にはあわないけど
高橋和巳『邪宗門』
上下巻の、下巻の後半あたりからの盛り上がりがすごい。
もういっちゃいそう。もえもえ。

22 :名無しさん:2000/04/08(土) 07:49
井上光晴『他国の死』はどうですか。
泣きたくなるほど重たいです。

23 :名無しさん:2000/04/18(火) 01:28
橋のない川

24 :名無しさん:2000/04/18(火) 02:57
文学作品で長篇ってないんじゃないかな。
挙げれば「神聖喜劇」や「邪宗門」だけど。
どこまで長篇とするかが問題なのではないか。

25 :名無しさん:2000/04/18(火) 05:36
野上弥生子。
男だけが骨太なわけでは、ない。

26 :dfs:2000/04/18(火) 08:27
邪宗門は凄いね。
でも、あの時代の学生運動が背景にあるんだろうけど、
今の時代からみると、
”こ、これってオウムやん!”
とか思わせるものあるよな。
ていうかオウムの奴がこれ読んだとか(笑)


27 :.:2000/04/18(火) 09:47
25さんに賛成。「迷路」とか、いいよね。
五味川純平もいいかも。「戦争と人間」「人間の条件」。
北杜夫の「楡家の人々」も長い。

28 :名無しさん:2000/04/19(水) 04:53
「レイテ戦記」は?大岡昇平の。

29 :だだ:2000/05/03(水) 06:50
「死霊」 埴谷雄高

30 :阿礼:2000/05/03(水) 18:23
「邪宗門」ですね。
ただし数年前に出た朝日文庫のは誤植だらけなのでお勧めしません。
>21
年代条件に合ってると思いますが。66年くらいなので30年以上前。


31 :ベンガル:2000/05/03(水) 23:28
>4、18さん
武田泰淳の『富士』には大賛同です。『森と湖のまつり』というのも泰淳
にはありますが、これは賛否両論でしょう。私は泰淳の描く女性像が好き
なので、1さんにはこれもすすめます。
長編ではないかもしれませんが、安岡章太郎の『幕が下りてから』『流離
たん』なんかどうでしょうか。

32 :名無しさん:2000/05/11(木) 04:41
安岡章太郎の「流離たん」は十分長編では?
確か講談社文芸文庫で出ました。
個人的には加賀乙彦「宣告」
ただ、これはちょっと失敗って気もするけど。

33 :名無しさん:2000/05/11(木) 11:11
石川淳の至福千年。
岩波文庫であるけど、店頭には少ないかもね。

34 :名無しさん:2000/05/11(木) 22:41
高橋和巳、出てます?

35 :34です訂正します:2000/05/12(金) 17:11
高橋和巳のほかの、出てます?

36 ::2000/05/12(金) 22:49
三島由紀夫「豊饒の海」。
2巻、4巻がよい。
保田與重郎の「日本文学の・・」(忘れた)に出てくる戦後文学は、
これと川端の「眠れる美女」だけ。

37 :名無しさん:2000/05/13(土) 21:17
これとヘビーな小説のスレッドの棲み分けは?だいぶ重なっている。

38 :>34:2000/05/14(日) 01:06
数年前に河出文庫から全10冊ででました。

39 :21:2000/05/14(日) 01:26
>30
あ、ホントだ(^_^;  失礼っす。
因みに私が持ってるのは新潮文庫版です。

>35
他の作品……長編だとチト厳しいのでは?
短編だと『散華』とか好きですが。
あと『暗殺の哲学』とかのエッセイ(?)でアジられるのも快感。

40 :21:2000/05/14(日) 23:06
>30
あ、ホントだ(^_^;  失礼っす。
因みに私が持ってるのは新潮文庫版です。

>35
他の作品……長編だとチト厳しいのでは?
短編だと『散華』とか好きですが。
あと『暗殺の哲学』とかのエッセイ(?)でアジられるのも快感。

41 :21:2000/05/14(日) 23:57
>30
あ、ホントだ(^_^;  失礼っす。
因みに私が持ってるのは新潮文庫版です。

>35
他の作品……長編だとチト厳しいのでは?
短編だと『散華』とか好きですが。
あと『暗殺の哲学』とかのエッセイ(?)でアジられるのも快感。

42 :JJ:2000/05/15(月) 01:32
中上健次 「岬」「枯木灘」「奇蹟」圧倒的な迫力で日本文学に風穴をあけた。
紀州の被差別部落地区を舞台にした小説。といっても、差別をモチーフにとった弱々しい文学では全くない。その凄まじいまでの生命力は激しい憎悪を放つ。現代日本文学、最高傑作。

43 :34:2000/05/15(月) 03:58
私も新潮版です。一部講談社。いまだに(失礼)高橋和巳ファンがいると知って安心しました。
だって自分の年代でそもそも存在知ってる人いない。。。

44 :>42:2000/05/15(月) 18:58
福田が「中上は評価されすぎ。そのうち暴落する」と言ってたそうだが。

45 :>44:2000/05/15(月) 19:11
そのまえに福田が消えるだろ?(わら



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