5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

小説を書いた事のある方

1 :名無しさん@1周年:2000/06/03(土) 02:52
どんなストーリーで、どのような人物を創り上げたのか、そっと告白
してみませんか?(できるだけ短めに…)私も後からアップします。

2 :名無しさん@1周年:2000/06/03(土) 03:24
そう言って、題材を集める気じゃないだろうな(笑)。

3 ::2000/06/03(土) 04:21
違いますっ(汗

4 :名無しさん@1周年:2000/06/03(土) 04:24
プロだったらもっと厭だな。

5 :FUCK:2000/06/03(土) 04:37
創作文芸板の作品は、苦痛無しで読めるものは少ないです。だから読みません。

6 :>5:2000/06/03(土) 04:52
つーか、ネット上で素人が書いた小説読まされる事ほど、苦痛なことはないです。

7 :>1:2000/06/04(日) 00:06
 早くアップして下さい。

8 :名無しさん@1周年:2000/06/04(日) 05:04
>1
まだ?

9 ::2000/06/04(日) 23:41
題名    「壊せ!」
主人公   20歳前後の男
あらすじ  社会とうまくコミュニケイトできない一人暮らしの主人公は、テレビにすらなじむ事ができない。男は自分だけが一般社会から除け者にされていると考え、マニアの店で特殊警棒を買う。そして、夜な夜な、他人の家に忍び込み、テレビを壊し始める……。

10 :便乗:2000/06/04(日) 23:58
題名   「    」
主人公  20歳女性
あらすじ 高校時代はブスでまじめで成績最下位 卑屈な女の子
20歳の時… 

11 :>1:2000/06/05(月) 00:50
 それ、本気で言ってるの?

12 ::2000/06/05(月) 01:14
本気って何?

13 :11:2000/06/05(月) 01:17
>12
 なんか人を馬鹿にしてるような感じだよね、アンタ。

14 ::2000/06/05(月) 01:49
なんでだよ。俺は本気で、本気って何って聞いてるのに

15 :名無しさん@1周年:2000/06/05(月) 07:57
>9=1
村上春樹の「TVピープル」持って、ハーレー乗って
まっすぐな道走りたくなったよ。
コンタクトつけた上に、メガネかけて。

16 :ぁゃιぃ :2000/06/05(月) 07:57
おはよう、ボクの糞バエども 。
なにをお互いケンカしてるのかな?【クスクス…^▽^】
それとも君たちは僕の名作をあぷして欲しいのかい?
この糞バエどもっ!【^▽^】【^▽^】【^▽^】

あるいはロビーに掲載されたから
もう読んだかも知れないね・・・。
タイトルは「小人たち」
名作だよっ【オイチッ!^▽^】

どうだい?あぷしてほしいかい?
あぷしてほしいならしてほしいと逝ってくれ【^▽^】
そしたらすぐここに載せることにするよ・・・!
確かにこの糞バエどもには読ます価値のないものかもしれない。
でも君たちには理解できるとボクは信じてる・・・。


17 :15:2000/06/05(月) 08:03
でも、糞バエどもの野郎に理解されても
絵づら的に良くなくないですか?
インドって感じで。

18 :ぁゃιぃ :2000/06/05(月) 08:19
>15
ごめん。君の逝ってることは
まるでわけわからないよ・・・【^▽^】【^▽^】【^▽^】


19 :そりゃ貶す方がわるい:2000/06/05(月) 09:37
>1さんに小説かけってせっついておいて、しょせんは個人的な妄想(悪いとはいわん)
の世界があがるのを知りながら、貶せば、そりゃ怒るって・・・

20 :名無しさん@1周年:2000/06/05(月) 17:44
19は頭悪いな。
1の最初の書き込み読み直してみな。

21 :ぁゃιぃ :2000/06/05(月) 19:59
キミたちは
本当にボクの名作を
あぷして欲しくないのかい・・・?
答えを待ってるよ、ボクは・・・!【チェキ!^▽^】


22 :よし、おれも艶笑文学を!!:2000/06/05(月) 23:27
「だ、だめよ。ターニャ。ワローシャがみてるわ」
「ふふふ。おねえさまのお乳って大きいわ」
サーシャは声をあげ、妹のふっくらとした唇が、薔薇色の乳首を吸うのを押さえた。
「だ、だめ。もうすぐピエールがくる」
「もう、来てるよ、サーシャ」
妹に乳を吸わせたまま、サーシャは、あっと声を上げ、扉に体をまわした。
遠心力にも負けず、乳を吸いつづけるターニャ。
「今、帰ったよ。サーシャ」
全身泥まみれで玄関に崩れ落ちるピエール。その背には刀が伝説のエクスカリバーの剣よろしく
つきささっている。
「ぴ、ピエール」あまりの状況に悲鳴を上げるはサーシャ。その乳をなおも一心腐乱に吸いつづける
ターニャに目もくれず、サーシャは・・・。

やめた

23 ::2000/06/05(月) 23:34
>あやしい

ああ、もうなんでもいいからアップしてくれ。でも短めでお願いする。
しかしまともなレスがつかないな……。

24 :名無しさん@1周年:2000/06/05(月) 23:35
「遠心力にも負けず」ってところが微妙によいです。

25 :名無しさ:2000/06/05(月) 23:48
朝飯を命懸けで取り合う暖かい家族を書きました。
新聞勧誘員達の血みどろの抗争を書きました。
燃えながら小説を書く男の生き様を書きました。
でももう全部忘れることにしました。

26 :名無しさん@1周年:2000/06/05(月) 23:52
>25

それはやっぱり、ノイローゼになったから?

27 :名無しさ:2000/06/06(火) 00:17
>26 どんどん新しい物を書いてるのに昔の作品なんかに拘ってたら前に進めない。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/9347/rensai/
俺の昔書いたのはアップするまでもなくここにある。

28 :タンゴ@黒猫:2000/06/06(火) 00:26
じゃ、ついでに
http://members.tripod.co.jp/nanashisa/

29 :言葉の達人:2000/06/06(火) 02:47
下記の>245 hotelman氏のカキコ参照ののち、>1からそれらしいのを探し
読むこと。言葉の達人は、いるところにいるものです。

http://teri.2ch.net/2ch/test/read.cgi?bbs=company&key=954998756

30 :名無しさん@1周年:2000/06/06(火) 03:56
24に同感です
ああいう、くにっとした感触の異物って
「失楽園」(渡辺のほうね)とかにも、間違って混入されていたような...。

31 :ぁゃιぃ :2000/06/06(火) 05:52
全文掲載しようかと思ったが
面倒くさいんでヤメタ。(レスがな、創作板逝けって叩かれるの目に見えているモンな)。
なるべく短めにってところもひっかかるし。

32 :ぁゃιぃ:2000/06/06(火) 09:59
事情があってここにアップしといた>1

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=lobby&key=960165455

33 :ぁゃιぃ:2000/06/06(火) 10:01
↑37以降ね。

34 :ぁゃιぃ :2000/06/06(火) 10:35
>32
>33

おやおや、ストーカーくんの登場かな・・・?
キミもマメだねぇ・・【ニコッ^▽^】
そのマメさは実際のところ賞賛に値するね・・・!
でも、キミが紹介してくれたうえのスレッドは
ボクがあぷしようとしていた作品ではない。
残念だったね・・・・。

せっかくだからここにあぷすることにしようか?
見て欲しい、ここの糞バエどもに!【^▽^】【^▽^】
そして、公正な評価をくだしてくれ!
キミならきっとできるとボクは信じている・・・

35 :ぁゃιぃ :2000/06/06(火) 10:41
 そ
   の夜、私たちは恵比寿にあるフランス料理店で食事をしていた。
 そのときテーブルを囲んでいたのは、中沢さんという男性と、キクチさんという女性、それに私という顔ぶれだった。彼らは私よりいくらか年上で、どちらも私が以前勤めていた職場の人間である。
 キクチさんは二十五か六になるほっそりとした小柄な女性で、ほっそりとした女性の常であるように、おどろくほどよく煙草を吸う。煙草を吸いながら話の合間あいまに気の利いた台詞でもはくみ
たいに、やや辛辣な言葉を差し挟む。まるでリング上のボクサーがジャブの合間に鋭いパンチを繰りだすみたいに。
 その言葉の持つ意味あいだけ取ればまあ、間違ってないし、たぶん本人にも悪気なんてまるでないんだろうと思う。でも私としてはやや面食らってしまう。彼女と一緒に食事をするのはこれで三回
目になるけれど、回を重ねれば重ねるほどにその傾向は増してゆくように感じる。でも、彼女はそんなことはいっこうに気にしない。おそらくそれが彼女の生き方なのだ。
 中沢さんは長い髪を後ろで束ね、もみあげから顎にかけて髭を生やしている。ぱっと見は登山家かカメラマンのようにも見える。背が高く、よく食べよく笑う。だがそれ以上は、私と同じ男性で九
つ歳が離れているということぐらいしか説明しようがない。それ以外に彼がどんなことを考え、今までどんな人生を送ってきたのか私にはまるで判りかねる。
テーブルについてまもなくすると私たちのところへ料理が運ばれてくる。生のほうれん草と軽く焼いただけのナス、それに人参を茹でて何種類かの野菜と和えたサラダだ。私たちはそれぞれナフキン
を広げ、フォークとナイフを取って食べ始める。人参を含め、それら野菜は驚くほど瑞々しくそして甘い。
 中沢さんとキクチさんは職場の話をしている。誰それがが何かをして別の部署に飛ばされただの、どこそこの部署では誰それが一番偉そうな顔をしているだのそんな話だ。彼らと同じ会社にいた頃
ならあるいは興味深く聞けた話題かもしれないが、少なくとも今の私にはまるで無関係である。
 やがてサラダの皿が下げられ、私たちの目の前に新しい取り皿が並べられる。二皿目の料理がくるあいだにキクチさんはハンドバックから煙草のケースとその中から新しい煙草を取りだし、細長い
金のライターで火をつける。そしてライターを脇に置く。けれど彼女が煙草を半分も吸いきらないうちに二皿目の料理がやってくる。二皿目はキノコとチーズを煮込んだソースである。
 「そういえば聞かせたい話があるんだ」
 しばらく続いた話が切れかけたとき、何皿めかにやってきた料理を皿にとりわけながら中沢さんが私たちに言う。「誰に話そうかとずっと迷っていたんだけど」


36 :ぁゃιぃ :2000/06/06(火) 10:43
「ど
   んな話?」
 キクチさんが興味を示す。彼女は煙草を吸っている。斜めを向き、目を細めて誰もいない方向へ煙草の煙を吐き出す。
「そうだね」中沢さんはキクチさんの方を見て、それから少しだけ言葉を選ぶ「まあ大した話でもないんだけど。でも、ちょっと奇妙な話なんだ、このまえ僕が体験した」
「あなたが体験したのね?」キクチさんは左手を天に向け、煙草を細い指と指の間に挟んだまま訊ねる。彼女は動かない。まるで石か何かでできた彫像みたいに。
「そう。そういうことだよね」
「ふうん」
「おもしろそうですね」と私も言う。
「でもさ、ちょっと長いんだ」中沢さんはそう言い、取り分けた皿をもとの場所へ戻す。
 「細かいところはぬきにしてよ」キクチさんが煙草をぎゅっぎゅっと灰皿の上で押しつぶしてそう言う。「あらすじだけでいいからざっとね」
「どうかな。細部を抜かすとうまく話せないんだ」中沢さんは平たい皿の上から静かにソースだけをすくいスプーンで口へ運ぶ。そして何かを点検するみたいにナフキンの位置をちょっとずらし、膝の上で畳み直す。
「それにまだ誰にも聞かせたことはない話だからね、どこからどう話したらきちんとわかってもらえるのか、いささか自信がないところがある」
「はじめから聞かせてください」私は言う。
 そのようにして話は始まる。


 中沢さんがその電車に乗っていたのは全くの偶然だった。いつもは仕事はもっと早い時間から始まるし、それに大抵彼が家を出るのはぎりぎりになって、ラッシュアワーがピークに達する時刻なのだ。彼の家は大崎にあり、職場は高田馬場にある。電車に乗って四五十分の距離だ。職場は駅から歩いて間もないところだから、一時間ほど前に家を出れば充分間に合う。
「でもその日はずいぶん遅い時刻に目が覚めちゃったんだよ。どういうわけかさ」彼はまるでいいわけするみたいに私たちに言う。「明け方に嫌な夢を見たんだね。それから何度も寝ようとしたけど寝付けなかった。ようやく眠れたと思って、それから次に目を覚ましたときにはもう仕事が始まる時刻になっていた。で、急いで会社に遅刻の電話いれてからすぐに支度をして家を出たんだ」


37 :ぁゃιぃ :2000/06/06(火) 10:44
中沢さんはグラスの氷水をひとくち口に含み、グラスを脇に置いた。
「大崎から電車に乗ったんだけど、いつもと違って電車の中はがらがらだった。ラッシュアワーの時刻はもう随分前に過ぎていたんだね。電車に乗っていたのはこれからどこかへ出かける老夫婦とか、授業に遅れた高校生とかそんなところだった。
座席もぽつぽつ空いていた。
空いていたけど僕はドアのすぐ脇に立っていた。座りたくなかったんだ。座っちゃうとまた眠ってしまうんじゃないかってね。それにまあ朝だし特に座りたいほど疲れてもいなかった。だからドアの脇にある手すりに寄りかかったまま、外を眺めていた。
そのうち目の前にいる人がどうもおかしいことに僕は気付いたんだ。
僕のいる場所の反対側、つまりドアを挟んだ同じ場所の手すりだね。そこに一人の女の子がいたんだけどちょっと綺麗な子でね。といっても、どこかが特におかしいわけじゃない。
ただ、単に背が低いんだ」
その女の子は中沢さんのちょうど真向かいの手すりにたれかかっていた。淡いブルージーンの上下によく履き込んだテニス・シューズという格好で、腕組みしたまま軽く目を閉じ首を微かに斜めに曲げて。
「彼女の目元には薄い青のアイラインが引いてあった。うっすらとだけど化粧だってしている。歳は二十代後半くらいじゃないかな。鼻や顎にかけてのラインも綺麗だし、顔だってむしろ整っている方だ。
でも、彼女は背が小さいんだ。
見たところ、たぶん僕の腰まであるかないかくらいじゃなかったかと思う。
手すりに身を寄せて目を閉じている彼女は、まるで降り出した雨を避けて枝にとまった濡れた鳥みたいに見えた。
それと同時に、どういうわけか彼女の周りには目には見えないけど、ちょっとした疲弊が漂っていた。なんだかこれまで通り抜けてきた事柄が少しずつたい積していったというタイプの疲弊みたいだった。でもそれはそういう感じがしたというだけだよ、もちろん。
電車は駅から駅へと走り、彼女はその間、ずっと目を閉じてその場所で動かないでいた。腕を組んで首を斜めに傾げたそのままの姿勢で」
「それから更に彼女を眺めているうちに、もうひとつ奇妙なことに僕は気付いた。
実は僕は彼女が小人症じゃないかと思ったんだ。ほら、ホルモンのバランスのせいで発育が一定のラインで止まってしまうあれさ。そのせいで彼女も背が

38 :ぁゃιぃ :2000/06/06(火) 10:45
そんなにも低いんじゃないかってね。
僕もその症状に詳しいわけじゃないけど、でも彼らは、見ただけでわかる。ただわかるんだ。歩き方とか物腰とか、雰囲気だけでね。
ただし、彼女の場合、彼らとはどことなく違うようにも僕には思えた。
彼女はすべてが小さかったんだ。まるで全体的に縮小をかけたみたいに。手とか頭のサイズが綺麗にまとまっている。どこかが飛び抜けて目立ったりそのせいで不格好とかそんなんじゃない。実にバランスがとれていた。
おそらく身に付けている服や持っている小物類もみんな、子供用のものだったんだろうね。それでも彼女が別に不自然とか、なにか間違っているとは僕にはどうしても思えなかった。よく見ると手首に透明なブレスレットと左耳にすっきりとしたデザインの銀色のピアスまでしていた。
だから僕には彼女が、背が低いのは果たして彼らと同じように遺伝的なものによるせいか、それとも一般の人々と同じようにただ単に低いだけなのか、よく見れば見るほど判断が付きかねていた」
中沢さんはそこで言葉を切って膝の上のナフキンを取り、それでゆっくりと口元を拭った。キクチさんは両手を重ね、目の前の深い皿に目を落としていた。まるでそこに忘れ去られていた答えが沈んでいるかのように。彼女は身じろぎもしなかった。中沢さんは私と彼女の方を眺め、再び話を続けた。
「ちょうど原宿を出た頃かな。電車が動き出したのとほぼ同時に彼女が目を開けた。それからゆっくりと顔を上げて周りをぐるりと見廻した。もの静かな利口そうな目をしていてね、なんだかそれまで、眠っていたんじゃなくて、なにか考え事をするために目をつぶっていただけのようにも思えた。そして身を起こして窓の外をぼんやり見た。窓の外には外苑の緑が見えた。電車がカーブにさしかかり、太陽の光が彼女の額から顎にかけて一瞬だけ照らし出した。彼女は目を細めた。それから顔をしかめたまま、袖をまくって腕にはめた時計で時刻を確かめた」
「それだけで済めば話は大したことはない。でも、話はここからなんだ。
電車が新宿に着いて人々が降り、代わりに並んでいた人達が乗ってきた。
大勢の人が入ってきたなかで、素早く彼女の側に乗り込んできて彼女の脇の手すりを握った男がいた。男も背が低かった。その男がまぎれもない小人症だったんだ。
いや、本当なんだ。僕も見間違いとかそんなんじゃないかと思って何度か見直した。男は背の高さは彼女と同じくらいだったけれど、全体的なパーツからいえば、まず背の高さの割に頭が大きかった。手や足や腰のサイズも目立った。それに随分と老成していた。


39 :ぁゃιぃ :2000/06/06(火) 10:46
男は肌が荒れて目もぎょろぎょろしていた。四十代くらいじゃなかったかと思う。紺のスーツを着てネクタイを締めていた。シャツの襟の部分がすり切れて黒くなっていた。彼の手の平はグローブみたいに分厚くて爪は汚れていた。
そしてその右手によく駅の売店で売ってるようなビニールで包まれたてらてらと光る安っぽい紙袋を提げていた。
男は電車に乗ってから、すぐにその女の子の存在に気付いたようだった。というより気付かざる得なかったんだ、すぐ目の前、同じ視点の高さに彼女の顔があるわけだからね。
実際目の当たりにしてみるとそれはいささか奇妙な光景だった。突然、ほぼ同じ身長の兄弟だかカップルだかがその場に即席で誕生したみたいだった。
一方、彼女も彼の視線に気付いたようだった。彼女はぎこちなく彼の方に顔を向け、彼の顔を眺めた。
ほんの数秒間、彼らはお互い向き合って視線を絡ませあっていたみたいだった」
「電車が動き出してまもなく、女の子が目に見えないくらいの速度で動き始めた。本当にゆっくり、じりじりと後ずさり始めたんだ。
男は窓の外に目をやってまるで何も気付いてないフリをしていた。でもその手はしっかりと手すりを握っていた。堅く握りしめられたせいで男の爪が白っぽくなっているのに僕は気付いた。
やがて、女の子は後ろの方の座席に移動して、空いているひとつに腰掛けたみたいだった。吊革に掴まっている乗客のせいで、彼女の姿はそれ以上僕の視界からは見えなくなった。
男はそのまましばらく動かずにいた。それから手を曲げて体をずらせ、空いたドアの脇の空間に身を寄せた」
中沢さんは言葉を切り、テーブルの上を眺めた。
テーブルの上に並べられた料理はすっかりと冷めきってしまっていた。鴨の胸肉を煮込んだものと鯛のグリエの残骸。
キクチさんは中沢さんの方をじっと見ていた。
突然、彼の話が既にそこで終わっているのに私は気付いた。
「それで、その男はどうしたんですか?」と、私は中沢さんに訊ねた。
「高田馬場の駅で僕と一緒に降りた」中沢さんは答えた。「彼は僕とは反対の方向に向かったから、それから先は知らない」
誰かが後ろのテーブルで大きな声で笑っていた。
「それが、あなたが聞かせたかった話なの?」


40 :ぁゃιぃ :2000/06/06(火) 10:47
やがてキクチさんが口を開き、中沢さんに訊ねる。静かな声だ。まるで買ったばかりのTVチューナーだか椅子だかの値段を訊ねるときみたいに。それが、あなたが聞かせたかった話なの?
中沢さんは頷く。
キクチさんは黙って煙草を取りだし火を付ける。そして深々と吸い込み、煙を吐き出し、それから思いついたように時計を見る。
「こんな時間」時計を覗き込む。慌てて煙草を消す。そして私たちの方を申し訳なさそうに見る。「ごめんなさい。楽しかったけど、そろそろ私行かなくちゃ」
私も時計を眺める。時刻はちょうど九時を指している。私は彼女に向かって別れの言葉を告げる。人にはそれぞれ事情というものがあるのだ。
彼女はハンドバックに煙草と、金色のライターと、それらを入れたケースを、手際よくしまい込む。まるでサインの終わった契約書を鞄に詰め込むみたいに。そして椅子から立ち上がってハンドバックを手に取る。
「でも見送らなくていいから。私に構わずあなた達はこのままここで食事を続けていて。本当にごめんなさいね」
彼女は店の扉を開けて勢いよく出ていった。
テーブルの上では食事が続けられた。
誰も彼女の後を追おうとはしなかった。


                    【『小人たち』】


41 :sage:2000/06/06(火) 11:34
35 まるでリング上の
36 まるで石か何か
まるでいいわけするみたい
37 まるで降り出した雨を
38 まるで全体的に縮小
まるでそこに忘れ去られていた答えが
39 まるで何も気付いてない
40 まるで買ったばかりのTVチューナー
まるでサインの終わった契約書

...........................こりゃ、、、、、こと、だぜ


42 :補足:2000/06/06(火) 12:08
35 まるでないんだろう
まるで判りかねる
まるで無関係である

典型的な***********小説ですね)ワラ

43 :>41:2000/06/06(火) 12:09
比喩はうまいと思うが。
そんなこといったら「、、、と言った」の方がずっと多いし、「コト」だろ。

44 :名無しさん@1周年:2000/06/06(火) 12:34
ぁゃιぃ君、、、キミ才能ないよ、、、

45 :>42:2000/06/06(火) 12:36
おまえロビーでぁゃιぃ につきまとっているストーカーだろ。

46 :名無しさん@1周年:2000/06/06(火) 12:36
>43
会話を描写してるんだから、「〜と言った」が多いのは当然では?

というか、「と言った」は35〜40に一度も出て来ないようですが?

47 :>43:2000/06/06(火) 12:43
おまえぁゃιぃだろ。

48 :ぁゃιぃ :2000/06/06(火) 12:49
つーか、ロビーで紹介してくれたはいいが
あまり相手にされてないみたいダネッ!

ストーカーくん・・・【^▽^】【^▽^】【^▽^】

49 :42:2000/06/06(火) 13:02
は?>45
ロビーなんてしばらく行ってないけど。

50 :文学的な衒い(笑):2000/06/06(火) 13:25
 災厄は、来るべきもの、として予言の中に兆されていたが、今あるものとして受容され後に多くの孤児たちを残すようになると、今度は、訪れたもの、と呼ばれた。路上には無数の子供たちが、うつろな目で気違い水を飲みながら、ある者はぼろ屑を枕に横たわり、またある者は慈雨か飛礫が降り注いでくるのを待つように、じっと空を見つめている。前日の雨で崩れかけた通りを死に頓着しない時間のように絶えず車が通り過ぎたが、そのどれもが傷つき凹みドアが取れガラスにひびが入ったりしている。ふらふらと飛び出してきた子供を避けようとして、赤いバンが衰弱して路端に横たわっていた犬を轢き殺し、路上には臓物と黒い血が飛び散った。街路は絶望と死臭に満ちていたが、誰もが無感覚だった。
 街路に辿りついた時、男は静かな過去を驢馬の様に背負いながら、引き摺られるようにして歩いていた。脚の傷は既に癒えていたが、眼差しに潜む刻印が重苦しいくびきとなって彼を内側へと否応なく牽き込んでいた。内に沈潜することが風や陽や渇きをやり過ごす唯一の手立てであるような街路では、男のような者は珍しくもないが、いまふらりと日陰へと歩いていく彼ほどの暗い渦を眼窩に感じさせることは無いだろう。それはまさに、渦、であり、書き記された過去が魔として表れていると言うより、自らをも貪り尽そうとする餓えのようなものに見えたに違いない。黒くタールが塗られた柱にもたれ掛かると、男は物憂げに目蓋を閉じ、身の穢れを想いながら走り去って行く車の排気ガスを吸った。訪れたもの、は立ちこめ、地から昇る湿り気を帯びた熱が生きゆく者たちを包んでいた。


51 :名無しさん@1周年:2000/06/06(火) 13:46
あの、
1のかたの「あらすじ」をあげて欲しいというスレッドの主旨からも、
掲示板のジャンルからも
微妙に外れていってしまっているような気がしてならないのですが。

52 :ぁゃιぃ :2000/06/06(火) 17:08
なんかみんながみんなこぞってsageてる理由が
よくわかンないんだけど。

53 :名無しさん@1周年:2000/06/06(火) 17:17
恥ずかしいから

54 :ぁゃιぃ :2000/06/06(火) 18:53
ナルホド。
そっか恥ずかしいのか。勉強になりました・・・・
てダメだ、終わっちゃ。

55 :>51:2000/06/06(火) 23:35
その通り!! ろくに日本語も理解出来ない奴が駄文を小説と勘違いし、悦に入っている典型的な見本です。つーことで、さらしあげ…

56 :ぁゃιぃ :2000/06/07(水) 03:17
ナルホド。
そっか、駄文なのか。おれは駄文を書いていたのか。
勉強になりました・・・・
てダメだ、終わっちゃ。

57 :艶笑文学作家(笑):2000/06/07(水) 03:30
ん。オレはそんな悪くないと思うよ。
2chの文学版で、じつは小説家を夢見なかった人など
まずいないと思うから、そのへん冷笑は冷笑と割り引いてね

58 :名無しさん@1周年:2000/06/07(水) 10:45
>56
多用されている「まるで」を「・・さながらに」「あたかも・・であるかのように」
と適当に書き換えると、ほんのちょっとだけ第一印象が変わるかもしれない(ダマシ
の初歩)。

59 :>ぁゃιぃ:2000/06/14(水) 12:43
グルメ板のようにみんなに嫌われないようにがんばれよ

60 :名無しさん@1周年:2000/06/14(水) 20:34
こいつの「てダメだ、終わっちゃ。」ってのが、
面白くないし寒いしイタ過ぎ。

22 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.00 2017/10/04 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)