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中国語に品詞はないのか?

1 :初学者:2000/03/07(火) 00:21
お題の通りです。
悪名高き中国版で、
「中国語には品詞がない」と言って暴れてる人とその人を攻撃してる人がいます。
実際、中国語には品詞て無いんでしょうか?
純粋に学問的興味で異論・反論を知りたいです。よろしく。

2 :名無しさん:2000/03/07(火) 23:44
あるよ。

無いなんて言ってるその人は電波かドキュンです。

3 :名無しさん:2000/03/08(水) 19:40
そんなあほな事を主張してるのは広島弁教師です

4 :名無しさん:2000/03/10(金) 14:41
おれもそれ読んだ。でもおれもチャイ語教師だから分かるが、
彼は「中国語教育の現場では品詞の事を教える必要はない」
という趣旨でそう言ったのであって、その点では別に間違っては
いない。「どう分析するか」と「どう教えるか」は全く別の問題。
「品詞がないから高級だ」というのもある種の冗談で、高等すぎ
て理解されなかったみたい。でもあそこでの雰囲気は、もう完全
にコンプレックスの塊と化したバカレスのしたい放題の場となっ
ていて、先生が可愛そうだった。途中で先生の反論がしばらく途絶
えていたのは、たぶん試験期間中で採点に時間を取られていてこんな
ところでレスつけてる暇が無かったんだろう。あとで反論してたけど
ほとんど無視されてたね。彼の職場は別に桜美林でも東京外語でもない。
読めば分かる。ちなみにその上でピンインについて書いたのはおれです。
中国板には少なくとも三人のチャイ語の先生がいたようです。


5 ::2000/03/10(金) 15:09
学問的なことも少し書くと、「中国語には品詞がない/文法がない」
といった言説は、たぶんに19世紀以前の古いヨーロッパの人文科学の
影響下で生まれています。フンボルトやガーベレンツの時代の古典的
言語類型論にはこのようにも取れる発言が頻繁に見られます。それは現
代の類型論とはぜんぜん違う基盤の上に成り立っています。また品詞の
区別の曖昧さも漢文(古代中国語)の時代と現代語とで非常に違います。
古代語では、動詞の変わりに形容詞や名詞を置くことで、「〜になる」「〜と
見なす」「〜に変化させる」を意味します。「富国強兵」とは「富める国、強
き兵」ではなく、「国を富ましめ、兵を強くする」こと。「衣冠而見之」とい
う漢文の一節は「服や冠をつけて会見する」ことで、「衣冠」を目的語とする
動詞が無くても、「衣冠」という名詞それ自体が動詞の役割をになっているわ
け。しかしこの現象は現代語にはほとんどありません。
また述語となる動詞や形容詞は英語のtoとか-ingのようなものをつけずに
そのまま名詞のように主語になったり目的語になったりできる。これは確かに
現代中国語にもある現象です。
しかしだからと言ってすべての単語が無制限に品詞の枠を超えていったり
来たりしているわけではありません。品詞がないだの文法がないだのは言いすぎ。
現代の言語学も現代中国語と古典語との違いを知らない人の言うことです。
西尾幹二がそういったらしいけど、そういう見方は少なくとも半世紀古い
です。この人ドイツ帰りだから、たぶんフンボルトをちゃんと読んでない
し、人の話を又聞きしたんでしょう。

6 :5:訂正:2000/03/11(土) 22:00
最後の数行の訂正。

現代の言語学も現代中国語と古典語との違い「を」知らない人
→現代の言語学も現代中国語と古典語との違い「も」知らない人

たぶんフンボルトをちゃんと読んでないし
→たぶんフンボルトをちゃんと読んでないし

7 :6:訂正の訂正:2000/03/12(日) 03:22
たぶんフンボルトをちゃんと読んでないし、
→たぶんフンボルトをちゃんと読まずに、


8 :名無しさん:2000/03/12(日) 09:19
>7
やっぱり同じ文だったんだ。フンボルト〜 はどこを訂正したのか
分からなくて何度も見直してしまった。

9 :株屋:2000/03/13(月) 10:44
>4の先生。さすがですね。
オレもあのスレッド楽しく読みましたよ。
4さんのような明確な説明、というより解題があれば、あるいは面
白い議論のスレッドになったかもしれませんね。漢語学習者のオレ
としても興味あったので。でも、あの人は「文法&品詞はない」論
者ですからあの語調だと4さんの見解にも罵倒を交えて異を唱えそ
うですな。

わたしゃ専門家ではなく一介の物好きでしかありませんが、4さん
の御説、なるほどと思いましたよ。中国語では動詞なんかがそのま
ま主語の位置に立ったりするある種の柔軟性を持ってるように感じ
ますが、こういう点を突き詰めて突き詰め過ぎると「文法はない」
になるんでしょうかね?やっぱり言い過ぎのような気がしますね。

結局、最後になって多分物事が分かってそうな人が件の文法無し論
者に罵倒を交えながら「文法はある」って反論してましたが、その
内容には納得しました。つーか、叩かれてる人の論旨にも配慮しな
がら、幕引き狙ってたのかな?でもあれで一件落着ですな。

ということでやっぱり品詞はあります。でも、中国語の場合、同じ
言葉でも名詞になったり形容詞になったり、いろいろ変わる点が難
しい所なんじゃないですか?

10 ::2000/03/16(木) 20:57
>8さん
ごめんなさい。コピーしてから修正しないままカキコしてしまい、
気が付いたのは1日後でした。我ながら馬鹿ですね〜。
>株屋さん
私もあの討論に加わりたかったのですが、たぶん彼より少し早い
時期に採点やら入試の雑務やらに追われていたので同業者を見殺
しにしちゃいました(笑)。
戦前のシナ語教育は、今よりもずっとアカデミズムと無縁で、
商業学校での暗記中心のものが多かったためか@`ちゃんと話せる
ようになる半面、先生たちも理屈に疎いかたが多かったそうで、
文法のことを質問しようものなら「支那語に文法があるか、バカ
モーン」つってぶん殴られたそうです(あれ、それは漢文教師の
話だったかな)。文法無し論者の先生は若手のようだし、そうや
って殴られて訓練されたわけではないでしょうけど、同様の先生
は確かに一部にはいます。彼も戦前からの伝統をきちんと受け継
いでおられたようで。


11 ::2000/03/16(木) 21:35
>中国語の場合、同じ言葉でも名詞になったり形容詞になったり、
>いろいろ変わる点が難しい所なんじゃないですか?
おっしゃる通りです。いくつかパターンはありますね。
1)動詞は、そのまま文の主語になれます。(ただし一音節動詞は主語か
目的語をつけるのが普通)。名詞用法とも言えますね。
2)一部の動詞は、動詞を目的語に取ることが出来ます。この場合目的語
となる動詞は名詞用法ですね。
3)名詞化した動詞以外の本来の名詞は現代語ではそのままでは動詞化しません。
4)一部の動詞が形容詞のように程度副詞の修飾を受けます。
例)我很喜歓他的小説。私は彼の小説がとても好きです。

今思いつくのは原則としてこんなところですが、やはり例外は有りますね。
「笑話」とは「笑い話」と「笑いものにする」の両方があり、現代語の内部で
は名詞からの派生としてとらえることができます。「流氓」に「ちんぴらやくざ」
と「ろくでもない」の両方(他是个流氓/他很流氓)の用法があったり、「科学」
に「科学」と「科学的だ」の両方があったりなど、名詞と形容詞にまたがる例もあります。

こうした品詞間の「兼類」問題は中国語学でよく扱われますが、全体から見れば少数と
言っていいと思うし、英語などでも頻繁に起こる現象です(たとえば名詞と動詞の兼類
の例Don't baby him「彼を赤ん坊扱いするな」など)、中国語固有の性質として言い
すぎるとステレオタイプを生んだり生徒の学習意欲をそいだり(「ああ、むずかしいん
だなぁ、やーめたっと」みたいに)するので、ふだんの授業ではあまり言わないように
しています。



12 :名無しさん:2000/05/06(土) 09:43
因紫掻ってどういう意味?


13 :Ng Thi Hoa:2000/05/08(月) 17:59
中国語に「社会」という単語はありますか?

14 ::2000/05/08(月) 18:48
>12
分かりません。欧米語からの音訳語でしょうか。文脈&用例を挙げて頂けますか?
>13
あります。意味も基本的に日本語と同じ。音はshe4hui4です。

15 :Ng Thi Hoa:2000/05/08(月) 19:27
>14
謝謝。いやー、ベトナム語スレッド完結編で「社会という単語は中国語には無い」などと言う人がいたものですから。どうも有難うございます。

16 ::2000/05/09(火) 00:13
>Ng Thi Hoaさん
>ベトナム語スレッド完結編で「社会という単語は中国語には無い」など
>と言う人がいた
って、それ、ご自身のことでは(笑)?
いずれにしても、中国語にない、と記憶された日本語の単語は、「社会」
ではなく、もしかして「世間」ではないでしょうか。その用法を見ていくと
日本独特の概念を表すらしく、阿部謹也が「世間」をキーワードにした
日本文化論を展開しているようですから。誰か便乗して中国語について何か
言ったか、あるいは中国語のできる同僚から阿部氏が聞きかじって自著で
そう述べたか、ではないかと想像します(全くの憶測です)。

17 :12:2000/05/17(水) 07:08
そうですか、、文中でなく、単語として有ったのです。
ありがとうございました。


18 :名無しさん:2000/06/13(火) 03:43
世間、漢文にありますよ。漢和字典に出てます。
でも日本みたいに「世間」を「世人」の意味には使わないようだね

19 ::2000/06/13(火) 09:39
何を言っているのか分かりません

20 ::2000/06/13(火) 14:30
阿部謹也の『世間とは何か』やその続編『教養とは何か』を読んだらわかります。
題名から受ける印象より面白いですよ。

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